2026年07月06日
市場動向,AI&データ,半導体・電子部品関連,金融・保険・証券,コンサルティング・調査会社
2026年6月11日(木)、RISE GATE NIHONBASHIにて、RISE-A主催による「最新 半導体マーケット インタラクティブアップデート」を開催しました。本イベントでは、インフォーマインテリジェンス合同会社 シニアコンサルティングアドバイザー 代表取締役 南川明氏、UBS証券 調査本部 本部長 安井健二氏、BHオフィス代表 大幸秀成氏をお迎えし、AIの急速な普及によって大きく変化する世界半導体市場の最新動向や、日本の半導体産業が進むべき方向性について 多角的な視点から議論が行われました。
インフォーマインテリジェンス合同会社 シニアコンサルティングアドバイザー南川 明 氏は世界半導体市場の最新動向について「異次元の成長期に入った半導体産業AI投資は継続するのか?」と題し講演しました。AIへの巨額投資を背景に、半導体市場はこれまでにない成長局面を迎えており、今後もAI関連需要が市場拡大を牽引すると解説しました。また、データセンターの電力需要や地政学リスクなど、半導体産業を取り巻く環境変化についても幅広い視点から最新動向が紹介されました。
続いてUBS証券の安井氏は、「AI需要が半導体市場を牽引する」をテーマに講演しました。
安井健二氏は、AI需要の拡大を背景に、高性能メモリやAI向け半導体への投資が加速している現状を解説しました。また、AIの普及に伴うデータセンター投資や電力需要の増大、中国メーカーの動向など、今後の半導体市場を展望する上で重要なポイントが紹介されました。
BHオフィス代表の大幸秀成氏は、「シン・時代、半導体が起こすGAME CHANGE」をテーマに講演しました。
AIやデータセンター需要の拡大を背景に、半導体市場の成長性に加え、チップレットやエッジAI、直流配電など次世代技術の動向を紹介するとともに、日本の製造業は「モノを売る」から「価値を継続的に提供する」ビジネスモデルへの転換が重要になるとの考えを示しました。
講演後には、南川明氏をモデレーターにパネルディスカッションが行われました。
AI需要を背景とした半導体市場の成長性や、データセンターの電力需要、サプライチェーンの変化、中国メーカーの台頭、日本の半導体産業が目指すべき方向性など、多岐にわたるテーマについて活発な意見交換が行われました。会場からも多くの質問が寄せられ、半導体市場の最新動向やAI時代に求められる技術・ビジネスモデル、日本企業が強みを発揮できる分野などについて、登壇者それぞれの視点から具体的な見解が示されました。
イベント終了後はネットワーキングを開催。登壇者と参加者との間で、登壇者との名刺交換や、活発な情報交換が行われました。
イベント後実施したアンケートでは、「半導体市場を調査されているエキスパートのお話を伺うことができてよかった」といった声が寄せられ、半導体市場の最新動向への理解を深めるとともに、新たなインサイトを得る機会となりました。RISE-Aでは今後も、半導体を軸とした産業イノベーション創出に向けたサポートを継続してまいります。