2026年08月27日

実装,スタートアップ/ベンチャー企業

OpenSUSI/ISHI会/イチケン主催「イチケンの「つくってみた」が、チップになる — OpenSUSI-MPW チップ設計ハンズオン」が開催されました (8/22)

2026年8月22日(土)、RISE GATE NIHONBASHIにて「イチケンの『つくってみた』が、チップになる — OpenSUSI-MPW チップ設計ハンズオン」が開催されました。(主催:OpenSUSI、ISHI会、協賛:RISE-A)
本イベントは、YouTubeで話題となったイチケン氏の「1bit-CPUつくってみた」を題材に、参加者自身が半導体設計に挑戦し、完成した設計データを実際のシリコンチップへとつなげる実践型のハンズオンです。

半導体設計を「知る」から「つくる」へ

当日は、OpenSUSI 髙橋克己氏による挨拶からスタート。RISE-A増田大樹氏による取り組みの説明の後、ISHI会 今村謙之氏より、半導体設計の基礎や今回取り組む設計の流れについてレクチャーが行われました。
実際の設計をスタートするタイミングでは、イチケン氏から、自身が半導体設計に挑戦した実体験をもとに、設計で苦労したポイントや、実際に取り組むうえでのコツなどが紹介されました。

ISHI会のサポートのもと、終日チップ設計に挑戦

レクチャー後は、参加者一人ひとりがPCに向かい、1bit-CPUの設計に挑戦しました。
半導体設計という専門性の高いテーマながら、ISHI会のメンバーが参加者をきめ細かくサポート。分からない点やつまずいた部分についてアドバイスを受けながら、終日かけて設計データの完成・提出を目指しました。
「半導体について学ぶ」だけでなく、実際に自分の手を動かして設計することで、半導体がどのようにつくられていくのかを体感できる一日となりました。

「自分で設計したもの」が本物のチップへ

今回設計したデータは、NDAフリー(秘密保持契約が不要で、誰でも設計に利用できる)の国産オープンPDKを活用した「OpenSUSI-MPW」を通じてテープアウトされ、実際のシリコンチップとなる予定です。
OpenSUSI-MPWは、東海理化のプロセスを利用してOpenSUSIが運営する、国産の相乗り試作(MPW)シャトルサービスです。
設計データは2026年9月に取りまとめ、て、2027年2月頃を目処に、完成したチップを参加者の皆様のお手元にお届けする予定です。
自分がPC上で設計したものが、実物のチップになって手元に届く――。半導体設計をより身近に感じ、「つくる側」へ踏み出すきっかけとなるハンズオンとなりました。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいたOpenSUSI、ISHI会、イチケン様、誠にありがとうございました。
RISE-Aでは今後も、半導体を「知る」だけでなく、実際に「つくる」「使う」体験につながる機会を、関係団体の皆様と連携しながら創出してまいります。

当日のイベントの様子