2026年03月17日
市場動向,AI&データ,医療機器・ヘルスケア
2026年2月17日(火)、RISE GATE NIHONBASHIにて「第1回 RISE-A エバンジェリストナイト ― 半導体 × データセンター ワットビット連携とIOWNが切り開く未来 ―」を開催しました。
古田氏は「デジタル社会を支えるデジタル・インフラストラクチャーの役割」をテーマに登壇。データセンターを単なる設備ではなく、社会基盤として位置づける視点を提示しました。電力消費の増大という課題に向き合いながら、持続可能性や都市との共生を見据えたインフラ設計の重要性について解説しました。
石原氏は、生成AIの普及によるデータセンター業界の変革と2025年の最新トレンドについて解説しました。ハイパースケール型DCの成長、GPUサーバ対応に伴う電力・冷却設備の進化、環境負荷低減への取り組み、地方分散の動きなどを具体的に紹介しました。DC事業の現状から今後の展望までを包括的に整理し、AI時代におけるインフラの方向性を示しました。
林氏は、社会・産業のデジタル化や生成AIの普及によりデータが爆発的に増加し、従来のICTインフラ技術のままでは通信量や消費電力の面で限界が迫っている現状について言及しました。これらの限界を突破し、社会変革を促す大容量・低遅延・低消費電力を実現する次世代情報通信基盤が「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」であると説明しました。
構想の概要に加え、オールフォトニクスネットワーク(APN)、半導体における光電融合技術、IOWN光コンピュータなどがデータセンターをどのように変えていくのかを紹介しました。電力と通信を一体で最適化する「ワットビット連携」の動向も踏まえ、AI時代のデジタルインフラの将来像を展望しました。
後半のパネルディスカッションでは、3名の登壇者が登壇。AI時代にインフラはどこまで変わるのか、ワットビット連携の現実解と課題、産業間連携のあり方などについて活発な議論が展開されました。理論だけでなく、実装段階での課題にも踏み込んだ具体的な対話が印象的でした。
セッション終了後にはネットワーキングを実施。約100名の方にご参加いただき、半導体、通信、データセンター、エネルギーなど多様な分野の参加者が交流を深めました。分野を越えた対話から、新たな連携の可能性が生まれる場となりました。